000520X 川平菜菜子
大会概要
http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/110000/110500/triathlon/2002tr/2002taikaiyoukou.htm
石垣市は広大な海域に連なる日本列島の最西南端に位置し、世界でも有数な魅力ある自然文化の豊な所である。石垣島トライアスロン大会は、順位や記録を競うよりもマイペースで無事故で楽しく完走出来ることを目的とし、より多くのアスリートと市民との交流の和が広がり、ITUトライアスロン・ワールドカップ石垣島大会を観戦し海外からの選手とふれあう事により、国際交流をより一層促進しスポーツ及び観光の振興と地域の活性化を図ることを目的とする。(大会概要「趣旨」より)
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主催: |
石垣市・JTU・日刊スポーツ・沖縄テレビ・琉球新報社 特別協賛:NTT西日本・JAL・JTA |
協賛: |
CTC・日清製粉グループ・weider・arena・new balance・NIDEK・オリオンビール株式会社・りゅうせき・沖縄電力・株式会社 石垣エスエスグループ・有限会社 石垣の塩・琉球セメント株式会社 |
○この中でも、大きく動いているのは、当時まだ無名のスポーツであったトライアスロンを誘致した石垣市、そしてトライアスロンがオリンピック正式種目になり、活気付いてきたJTUが中心となり、石垣トライアスロンは動いている。
石垣市役所HP
http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/
大会スケジュール
http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/110000/110500/triathlon/2003tr/2003sd.pdf
○すでに確立しているスケジュールは、主に3日間に分類され、メディアや選手の入りの日や、練習場所の確保など、細かいスケジュールも市役所で管理されている。
○トライアスロンの担当は、観光科・国際交流化が担当しているが、それとは別に、トライアスロン事務局が、国際交流化内に設置されているため、業務全般はそこで行われている。
JTU(Japan Triathlon Union)HP
http://www.jtu.or.jp/index2.html
オフィシャルスポンサー
NTTは、1990年よりトライアスロンを支援し続け、今年で14年目を迎えます。その当時新しいスポーツであり、また地域密着型イベントとして各地で脚光を浴びていたトライアスロン競技を「NTTトライアスロンサーキット」として支援し、(中略)地域に密着した企業として積極的に取り組んでまいります。
伊藤忠や森永製菓など、選手の生活に関わる企業が多いのも特徴である。
○石垣島トライアスロンの主催である、JAL/JTAは、選手の移動の手配全てを担当するだけでなく、ファミリーの部に参加する選手にも利用される他、トライアスロン大会はすでに石垣島観光の目玉となっており、その時期にあわせたツアーも増加しており、多大な成果が得られている。
○ 4/20 SUN 沖縄テレビ放送 16:00〜17:20 8カ国語で世界90カ国以上にテレビ放送決定
沖縄テレビは、毎年場内放送、海外への放送を担当する他、昨年からはインターネットでの即時中継も行っており、年々技術を進歩させており、ヘリやバイクを使った中継方法は、海外からも高く評価されている。
○ボランティアの募集は、一般公募ではあるが、基本的には地域の新聞にのみ告知がでる。
おもしろいのは、通訳ボランティアの募集とあわせて、「英会話教室」が市の主催で行われることである.医療用語、スポーツ用語などを中心に勉強する、サポートシステムであり、高校生〜お年よりまで、ある程度の英会話能力があれば、この教室に参加し、事前準備を経て大会に通訳ボランティアとして参加できる。
○ また、ワールドカップである以上、英語圏以外からの参加者も多数おり、フランス語やスペイン語の通訳も必要となっている。市のネットワークにより、日本全国の市役所に在籍している外国人スタッフがボランティアとして毎年来島し、石垣市民がボランティアでホームステイ受け入れをしている。この募集も、新聞、インターネット、そして市が直接家庭に頼むという方法で、地域に密着して行われている。
○ その他、各学校と選手の交流が開催され、一国に一校づつ割り当てることによって、「ひいきのチーム」を作ったり、国際交流事業の一つとして、確立されている。